産後すぐに夫が呼ばれ、分娩室に入ってきました。
そして、赤ちゃんと初対面!
初めて見る我が子に、夫は少し涙ぐんでいました。
夫は助産婦さんに「へその緒を切りませんか?」とすすめられましたが、
苦手だからと断り、私が切ることになりました。
へその緒は意外と硬い
白い管のようなへその緒の中に、青い血管のようなものが見えます。
これが約10ヶ月間、私と赤ちゃんをつないでいたものなんだなあ、と思いながらハサミを入れました。
意外に硬く、ザクッという感じで切れました。
その後、出産記念に親子で写真をパチリ。
看護婦さんが撮ってくれました。
その後、夫は分娩室を後にし、赤ちゃんは看護婦さんへ、私は胎盤が出るまでそのまま待つことに。
しばらくすると、軽い陣痛のような痛みと同時に胎盤が出てきました。
助産婦さんが「これが胎盤ですよ。今までご苦労さまでした」と言って見せてくれました。
私が想像していたものとはかなり違い、灰色っぽい色をしたものでした。
会陰切開の縫合は予想以上に痛い!
ここでようやく産婦人科の先生が登場。
特に問題のないお産はすべて助産婦さんに任せているようです。
私の身体の状態のチェックと、会陰切開した部分の縫合に来たのです。
赤ちゃんは看護婦さんに身体を洗ってもらい、体重など身体の測定です。
その横で、私は会陰切開した所の縫合です。
これが結構痛い!
切開した時はお産の痛みでほとんど痛みを感じませんでしたが、産んだ後は感覚が元に戻ったのか、チクチク縫われているのがわかって何とも嫌な感じでした。
縫合が終わり、分娩台にかけていた脚を下ろしてもらう時、脚に力が入らずガクガクしていることに気がつきました。
疲れ切った時に、ひざがガクガクするような感じです。
改めて、出産は体力を使うものであることを実感しました。
おサルさんのような赤ちゃん
赤ちゃんは看護婦さんに測定されながら、私の方に顔を向けていました。
小さな口にグーにした自分の手を入れていました。
「赤ちゃん」とはよく言ったもので、本当に真っ赤で、サルのようです。
顔もまだ腫れぼったく、どっちに似ているかなんてわかりません。
この子が私の子なんだなあ…
と、何とも不思議な気持ちになりました。
私の処置の方が先に終わり、分娩室から処置室へ移動することになりました。
当然、まだ起き上がることも歩くことも出来ません。
看護婦さん達に分娩台から移動用のベッドへ移してもらい、処置室に運ばれました。
そこには、夫と夫の両親、私の両親と妹が待っていました。
みんな笑顔で迎えてくれました。
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