出産奮闘記2 分娩室へ

午後1時


実母と妹が様子を見に来てくれました。
もう歩ける状態ではなく、自室のベッドの上で、陣痛と戦っていました。

長時間続く痛みに、汗が吹き出します。
タオルで拭き、水を飲みながら呼吸法で痛みを逃がします。

この頃になると、あまりのつらさに泣き出したり、わめいたりする人もいるようですが、私はひたすら黙って耐えていました。
泣きわめきたい気持ちはすごくわかるのですが、泣きわめいても現状は変わりませんので、無駄に体力を消耗しない方がいいと思ったのです。

しかし、痛みに強い人、弱い人がいますので、こればっかりはどうしようもないかも知れませんね。

午後2時


実はよく覚えていないのですが、余りに辛そうな私を見かねた母が看護婦さんに連絡したそうです。

この頃、おしるしがありました。
おしるしとは、ごく少量の出血のことで、お産が始まる合図と言われています。

間もなく看護婦さんが部屋にやって来て、再び処置室に行くことになりました。

再び子宮口の開きを確認したら、もう6㎝は開いているとのこと。
このまま分娩室へ行くことになりました。
看護婦さんに「ここまで開くまでよく我慢してたね、すごいよ!」と褒められて?しまいました。

処置室から分娩室まではほんの数メートルしかないのに、あまりの痛さに歩く足が止まってしまいます。
看護婦さんが車椅子を勧めてくれましたが、ゆっくりゆっくり歩き、何とか自力で分娩室に到着、分娩台に上がりました。

この産婦人科は、立ち会い分娩可能で、夫はもちろん、家族でもかまいません。

なので、母と妹も一緒に分娩室に入り、しばらくいたのですが、分娩台に上がり、陣痛に耐えている私の姿を見た妹が泣き出し、母は妹を連れて分娩室を後にしました。
妹は私の姿に感動し、涙が出たそうです。
これから出産に望む姿に感動したのかも知れません。

分娩室に入って間もなく、夫から携帯に電話が入りました。
義父母と一緒に今、産婦人科に向かってるから、頑張れ!と励ましの電話でした。

夫は立ち会いは苦手だと言っていたし、産むのは私だから立ち会いしなくてもいいと、特に希望していませんでしたが、いざ出産となると、もし間に合うのなら立ち会ってもらってもいいかな、なんてことを考えていました。


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